2014年11月

私がレクチャーさせて頂くクラスは年齢層も幅広く、御身体の状態も皆様それぞれ。

肩や腰、それに膝の痛みのある方や、手術後間もない方、めまい、精神的にお疲れの方…千差万別です。

自分が苦労した経験がないと、人様のお心の内もお察しすることができないように、身体の痛みや辛さも経験がないとアドバイスできません。

私も過去に、めまい•過呼吸•酷い肩こりや腰痛•アトピー•精神的打撃による胸の痛みや鬱滞した心…などで苦しんだ経験はありますが、経験していないものは想像するだけでなく勉強も必要。

人の立場になって考えながら対処法を模索し、確証を得たものをお伝えするのは安易なことではなく、これがまた大変なエネルギーを要します。

ですから、続けて講座がある日には其れ相応の覚悟とエネルギーが要りますし、自分が滞って疲れている暇はありません。

何もしないと、この寒さとスケジュールで体はダウンしかねないところ、いつも多くの食材からパワーを戴いています。



今日、パワーチャージのポイント食材は…『蕪(かぶ)』(^o^)/

尊敬する同期生から「冷えを改善するもの」のリクエストがありました ので、それにも適うものです。































とろんとろんに煮ても美味しいのですが、今夜は三つめの講座がダンスクラスでしたので、茹で蛸のように上気していましたし、生でいただき酵素も欲しかったものですからサラダとして登場です♪

サラダは身体を冷やしますが、蕪なら冷やすまでいきません。

また、消化酵素のアミラーゼをたくさん含むので、胃腸の働きを助けます。

そのうえ氣を巡らせますから血流改善にも良いですし、上気したものをちょうど良くしてくれます。イライラ改善にも(*^^*)

もちろん温めていただくと効果絶大ですし、あんかけにするとホッカホカになるほどお腹を温めます。




お腹を温める=冷えた内臓を守るために末梢部分を冷やさなくてすむ ということです。




余計な味は付けずに、切った蕪とサッと茹でた蕪の葉を柚子の搾り汁と柚子の皮、赤紫蘇酢漬けの玉ねぎで和えました。

こういう時、切った蕪に塩をして出てきた水分を絞って除くのが大半でしょうけれど、みすみす栄養を絞って捨てるようなものです。

その工程は、家庭では不要です。

また、柚子も蕪と同じく胃腸を守ってくれますし、香りが心穏やかにしてくれます。



ついでに蕪の葉で菜飯です。




























葉には、大根と同様にβカロテンとビタミンC、食物繊維が豊富に含まれますので新鮮なうちにいただきます。

ごま油で素早く炒めて塩をしたら白胡麻をパラパラ。

真っ白のご飯でも菜飯らしくて美味しいのですが、今日も赤米と黒米入りご飯です。



上がった氣を下ろしながらお腹を温める蕪…

今夜の私に必要な食材でした(*^^*)




9日のイベント前は何かと慌ただしく、極めつけに引っ越しもありましたので、精神的にも時間的にも余裕のない日々でした。

ほんの少しゆとりができたので、本日の三講座めの前にパワーをつけようとお弁当持参です。

夕方5時30分という早めの夕食☆

いつもは三種類のおにぎりに焼き海苔やとろろ昆布を巻いていただき、帰宅してから具沢山の汁物と納豆程度なのですが、今夜は帰宅したら振り付けを考えたり、手紙を書いたり…山積です。

時間は貴重。

ですから、昨夜遅くから用意周到!準備万端!で食材の下ごしらえをしておいて、今朝そして、いったん帰宅した昼間の1時間で用意したというわけです。

大した中身ではありませんが、一応内容を考えたものです。

マゴワヤサシイ を基に…





















上から、ごぼうと人参と三度豆きんぴら風  〔クルミとカリカリおじゃこと胡麻で〕
 秋刀魚と青海苔入り玉子焼き〔秋刀魚は缶詰を利用〕
金時豆の黒糖煮
鶏の唐揚げ
玉ねぎと自家製パプリカのソテー
酢蓮と白きくらげの梅肉和え
プチトマトとフリルリーフ

ご飯は、白米にいつものキヌアとアマランサスと きび プラス戴いた赤米と黒米でおめでたい色に。


量は少なめですが、お弁当箱を息子の物にする勇気はありませんでした(^^;;

こんな、ちょっとしたことですが、気持ちも元気ハツラツになるのが嬉しいです ♪

「今日は、講座の間に美味しいのがあるから頑張れ!」という私の強化子であります。



ちなみに、鶏の唐揚げですが、私は鶏もも肉の黄色い脂は取り除きます。

酒、塩麹、生姜とニンニクのすりおろしたっぷりで下味を付け、全粒粉小麦に少しだけ唐揚げ粉をミックスしました。

久しぶりの揚げ物。米油を使用しましたが、足りない分はココナッツオイルをプラス。


全粒粉小麦は、栄養豊富な胚芽や外皮(ふすま)を残したまま製粉されたものですから、玄米と同じくビタミンB群やナイアシン、それから食物繊維も含みます。





















外でいただく時は楽しく美味しくいただき、自分で作る時は納得したもので作るというスタンスです。


自分で作ったお弁当は、自分への労いのひとつ。

さぁ!

本日最終の講座も楽しみです*(^o^)/*










こんなタイトル。

内容を御覧になって少々落胆されるだろうなぁと思いましたが、そのままアップいたします(*^^*)

辞書で調べると一番に出てくる意味が「色のぐあい。いろあい。」

その次に「愛嬌。おもむき。風情。」

「異性の気をひく性的魅力」などは、その後に出てきます(^ ^)




先日、お野菜の売場で加賀野菜の金時草(きんじそう)に出逢いました。

夏は旬ですが、気温差があるほど葉の色がはっきりするそうなので、この時季きっと色鮮やかな美しい赤紫の茹で汁だろうなぁ〜と想像しながらの購入です。

ごく単純にサッと茹でて、ポン酢と黒酢と白胡麻で和えただけですが、少しヌルっとして如何にも身体に良さそうな魅力的なお野菜。





























昨年は、熊本の水前寺菜…として販売されていたものをいただきましたが、所変われば呼び名も変わるようですね。

関西では珍しいお野菜も、好奇心をもって購入すると新発見の連続 です(^ ^)

昨年「また食べてみたい」と思いましたが、今年は収穫終わりに違う名前で再会できました ♪




話を戻しますが、色気のある人ってどんなだろうと考えたことがあります。

一般的な概念は、艶やかで色欲の絡んだものなのでしょうけれど、本当はそれだけではないのです。

心ときめく魅力が備わり、言葉や表情から風情が感じられ、なんとなく惹かれるものがあり、また会いたい!あなたのことをもっと知りたい!と思わせるような人のことをいうのだと思うのです。

まるで、子どもがお絵描きをする時の絵の具を取り出すワクワク感のよう。

男女問わず、年齢に関係なく…

居住まい、佇まい、物腰や表情すべてに表れる空気感。

今までの生き様が、しっかりと表に出てくるのでしょう。

それが本物の色気の定義だとすると、自分の胸にそっと手を当てて内観し、反省することもしばしばです。




お昼のランチ時、歳を重ねて深い人生経験を積まれた先輩女性達のお話をお聴きしながら、そのようなことを感じ入りました。



はてさて、私に真の色気が備わるのはいつの事やら…


色鮮やかな金時草の胡麻和えを口に入れようとした瞬間、貴女はどう?と問い掛けられたようでした。


私にとって、出逢う方々は皆さま貴い先達。


学ばせていただき感謝です。


そして、「老いて美しき色気ある男性」 私の憧れである 高倉 健様 の御冥福を心よりお祈り申し上げます。 合掌。

  







今日は、仕事の行き帰りと帰宅してから出かけた時も合わせると、かなりの距離を運転しました。

ただ、いつもより交通渋滞が多くて大変困りました。

やきもきして気持ちが焦ってしまいました。

こういうのが事故の原因となるのですから、何事においても余裕をもつというのが大切ですね。

余裕をもったつもりでも、交通渋滞に巻き込まれることだってありますしね。

これから年末にかけて何かと忙しくなる時期に入りますが、やきもきすることなく心はゆったりどっしり構えながら、てきぱき動ける身体でありたいと思います。

一年の締め括りに近づいてきた晩秋…

暦の七十二候では、「金盞香(きんせんかさく)」。

水仙の花が咲く   という時季です。



この時季から年の瀬に向かう準備として、心身ともに健やかに暮らせるようにと今夜は消化の良い一品の御紹介です(*^^*)

先日、長崎の真鯛の切身を買い、酒と塩麹で下味を付けていましたので蒸し料理にしようと思いました。

この時期の真鯛は、寒さを乗り越えるために栄養を蓄えていますから、脂ものって旨味もたっぷりです。






























あらかじめ、薄味で人参•蓮根•三度豆•椎茸を軽く煮含めます。

長芋は、擦りおろしてから冷めたその煮汁を合わせておきます。

下味を付けている真鯛にフンワリかけて、蒸すだけです。

簡単です。


本来、長芋などに含まれるムチンは加熱に弱いので生が一番ですが、こちらはそれを期待せずに、消化の良さとフンワリした食感がメインです。

他にも、本しめじや銀杏などもあれば更に晩秋が感じられ、美味しくて吹き寄せっぽくなっただろうなぁと考えます。

すだちをかけなくても美味しくいただけます(*^^*)

鯛は旨味成分たっぷりのうえに消化が良いのですが、長芋とろろをかけて蒸すだけで、ふんわり感も増して美味しくいただけます。

蒸すことで脂も旨味も封じ込められ、失われる栄養分を最少限度にとどめ、胃腸に優しく時短で作れます。

この ふんわり感は、作りたてが最高です ♪

家で作るのが一番贅沢で美味しいと確信する所以です。




やきもきしていた運転中の心がウソのように、ふんわりと柔らかく解きほぐされました(*^^*)


明日も、優しい気持ちで過ごせそうです ♬







美味しいものを買うために…

美味しいお店に入るために…

楽しいアトラクションの順番待ちに…

最近、辛抱強く並ぶことがなかったので、忘れられていたようなこの感覚を信じられないほどの長蛇の列によって鍛えていただきました(^ ^)





















京都国立博物館  「国宝 鳥獣戯画と高山寺」展。


すっごーい人!


先日いらした方からもお聞きしてはいましたが、ここまで行列とは…!

情熱大陸 ならぬ 行列大陸のよう。。。


雲ひとつない澄みきった青空の下、「外で240分待ち  中で50分待ち」。。。

一瞬、1時間は120分だったかいな…と(^^;;

信じられない光景、何のためらいもなくお並びの方々を心から尊敬します。


本来は、私の性格上こういう時は予定変更もしくは挫折なのですが、本日は心強い方と御一緒のHoliday ♪なので、決行 ♬


先日のブログで、「一人でも行ってみたい…どなたか御一緒しません?」  という私の言葉に対して、なんと!「私も行こうと思ってる。一緒に行けたらいいけど、忙しいのはみかちゃんやん。」というお優しい上級生の方の御言葉♡!

思いがけない機会です。

100周年式典などでお目にかかってはいましたが、30年ぶりにゆっくりお話させていただきました(*^^*)

並んでいることも忘れ、お話に花が咲きました。

音楽学校予科本科時代より、御世話になっていた憧れの麗しき御方です。

はい。本当に美しいです。

素敵な人生だなぁとお勉強になりましたし、ケ・セラ・セラのナチュラルな生き方から醸し出される美しさに納得でした。



240分プラス50分なんて何のその…気がつけば、文化財が目前に。

明恵上人の説いた華厳の思想。

自然観や人間観が伝わります。

そして、ようやく国宝 鳥獣人物戯画に辿り着きます。

何ものにもとらわれない自由な心で自然と共存すること…。

人間の姿や動物の姿をしていても中身は変わらず、全ては自分を映し出すものなのかもしれない。

こんなことを感じる時間に感謝です。


子どもたちにも…と、記念に少し。






















ここ何年かで初めてのプライベート小旅行。

立ちんぼだったので、今夜は自分でリフレクソロジーして労います ♬



ナマコさん、楽しい休日を本当にありがとうございましたm(_ _)m













↑このページのトップヘ