私は哺乳動物。




同じ哺乳動物のマッコウクジラの腸の長さは300m、ウシは51m、ヒツジは31m、ブタは22m、ライオン7m、ヒトも7m、トラは5mでネコは2m だそうです。




それぞれの消化器官長/体長比を考えると、動物によって長さも比も変わります。




ヒトは4.5。




草食動物であるウシは22〜29。ヒツジは27。




肉食動物のライオンは3.9。




実は、この数値からも分かるように ヒトは中間に位置しています。




草食動物は消化しにくい食物繊維を食べることにより、植物性の食品の消化吸収に ゆっくりじっくり時間をかけるため、進化の過程で長い腸ができあがったそうですが、穀物類主体の日本人は 肉類を多く食べる欧米人と比べて腸が長いという説があります。




そんなこともイメージすると、私は ガッツリとお肉を食べることから遠のいています。




動物性たんぱく質ばかり摂っていると、まず消化に時間がかかるうえに、腸内に長く停滞することで有害物質が発生しやすくなりますし(^^;;






お肉を食べると、たんぱく質を吸収するために消化酵素の力によってアミノ酸に分解されます。




アミノ酸の一部は少し大きめで吸収されるものもありますが、血液によって運ばれると、あらためてヒト用に組み替えられます。




この分解や代謝には、かなりのエネルギーが必要!




腸に届くと腸内環境を乱すリスクは高まり、血管を通じて毒性の強いアンモニアが肝臓に行くと、肝臓が頑張って毒性を弱めて尿素に変えます。




この血液中の尿素は、腎臓に行った後に尿として排泄されます。




けれども、この排泄がスムーズに行われないと、尿素は尿酸に変わります。




労力のかかった内臓が「あーしんど!」と言いそうです。




だからこそ、私は体力のある時を選んで 肉類を食べます。




とても疲れている時は、白身魚や釜揚げしらす…それに大豆製品。




赤身の魚は、その次です(^.^)








本日の投票に行く道中、久しぶりに中山寺の門前を通りました。



山門前にさしかかった時、赤く修復された立派な仁王像を見ながら 母が申します。
















「私、近ごろ牛肉を食べていないわ。貧血対策にも大事よね。」と。笑




そんな母の声を受け、今日はお昼に牛肉を摂ってもらいました(*^^*)




長時間かかる肉の消化のことを考えると、この時間は適切 ♪





















私も久しぶり! 牛肉は3ヶ月ぶりぐらいかしらん。




神戸牛のもも肉。 




脂肪分の極力少ない赤身部分です ♪




けれど、ここで大切なのは身体を酸性に傾けないこと。




冷蔵庫にあった野菜をふんだんに登場させました♪




消化酵素の助けになる 食物酵素 の力をもらいます。




また、ビタミンCをたくさん摂ることで、牛肉の鉄分吸収も促されます。(鉄分は、吸収されにくいミネラルなのです。)




解毒効果の高いニンニクもしっかり。




牛肉やニンニクで身体を温めすぎないように、みょうが(ごく少量の薄口醤油で味付け)で余分な熱を冷ましたり、ニンニク臭の消臭も期待します。




そして、pH9.5〜9.9とアルカリ性が高いお水。
























肉のたんぱく質によって血液が酸性に傾くと、それを中和してバランスをとろうと骨や歯からカルシウム分を溶かすようなことを阻止するためにも、アルカリ性の野菜などを意識的に多く摂ります。





お肉を食べているのか、野菜を食べているのかわからないほどの一品…




色々と考えてまで食べたくないわ〜と思う人も多いでしょうね。




どんな食べ方をしたとて、ご長寿さんはいらっしゃいますものね ♪




けれどもですねぇ…




この飽食の時代は 、すでに「考えて食べる時代」に入っているのです。




日本の医療費を削減するためにも、私個人レベルの微力ながら頑張ります(^o^)/