宝塚歌劇団を退団してこの夏で25年の月日が経ちました。

当時の音楽学校…
ガムテープを手に ペタペタ…トントン…と 床掃除とか、廊下に並んで上級生にペコペコ頭を下げて報告や反省を述べている姿は、異様な光景として目に映るのでしょうけれど、私は そこに憧れをもって目指したといっても過言ではありません。

その厳しさを超えてこそ、晴れて立派な舞台人になれるのだと確信して前進した日々。

つくづく純粋だったなぁと思います(*^^*)

純粋だったから、上級生に言われたこともダイレクトに受け止めて、ひどく嗚咽しながら泣いて反省していたのでしょう。

人生は修行だと捉えている私にはピッタリの「場」でした 。

そして、一心不乱に芸事にうちこんだ劇団での毎日は、其れは其れは 有り難くて恵まれていました。

時は流れ、今 こうして仕事をさせていただけるのも、そのような時代があったからこそだとあらためて感謝しています。



こんなことを感じたのも、今日の仕事帰りの出来事から…♪

馴染みの生徒さんと少しお喋りながら ご一緒に スッポンBARへ立ち寄ったところ、偶然にも5月のバスツアーでご一緒した方とばったり再会!

10月からご受講のお手続きに来られたところでした!

お二方共に、宝塚時代の私をご存知ながらも、今の私が行っていることに共鳴してくださっています。

今までの人生の紆余曲折すべてが糧となっている私の講座は、ある意味 華やかさのない内容であり、ひたすら地道なものです。

けれど、そこに付いてきてくださる … だからこそ心から感謝なのです♡

教導する立場としての適性が備わっているかどうかは、受講される方のご判断に委ねますが、今後もさらに充実度の高いものをご提供できればと思います。




帰り道に納豆を買って帰りました(*^^*)














「ゆきしずか」という北海道は十勝産の小粒大豆を使った納豆です。


こちらの「ユキシズカ」は、大豆農家さんが悩まされる害虫シストセンチュウに強く、風で倒れにくくて寒さにも強いそうです。

そのうえ、納豆の原料大豆として大変優れており、旨味に深みがあることも食して納得!(発酵することでグルタミン酸がたくさん生じます)

地球温暖化の影響で地中の害虫が死滅しなくなり、輪作してもセンチュウ被害がある中、納豆作りに適したこちらの大豆は品種改良の賜物なのか…と感動。



人間にも、植物にも適性があります(*^^*)

それに合致した活かされ方は、その性質の可能性を最大限に発揮していると言えるのでしょうね☆