先日、冬瓜の親子スープをUPさせていただいてからというもの、帰省している息子のことを過大評価してくださる方が多くいらして、私は「まだまだ、全然成っていないんですよ」と恐縮しきり…。

その息子。

御主は何をしているのだ!?  という出来事がありました。



きちんと優先順位を考え、今何を為すべきか熟慮しなさいと言い聞かせてまいりましたが、肝心要のところが抜けていました。



『克己復礼』

内に向かっては自分に打ち克ち、外に向かっては礼の精神に立ち返り実践する…



自分のやりたいことを優先した結果、身近な家族に対して失礼があったというわけです。

「一番身近な人に礼節を欠く人間は、社会に出ても大した人物にはなれず、信用されない。」と常々言い聞かせてまいりましたが、久々にカミナリを落としました。

その後、人間誰しも誤る時はある…と、私は心をおさめるために深い呼吸。。。

二十歳を過ぎた人間であっても、まだまだ経験不足と認識不足は否めません。



そして今一度、子どもに対しての関わり方を考えようと思いました。

ライフステージによって導き方は異なりますが、大人になっても土台の部分は同じかなと感じます。

相手の思いを否定せず、熱弁せず、先ずは受容……と、言っても時と場合によってはカミナリもアリです。



ただ、子どもたちが幼い頃、こんな本を読みました。以来、ずっと頭の隅っこに置いています。








































実践するのは難しいですが、意識だけは忘れないように持ち続けたいなと感じます。



さてさて…息子の内省度は如何許りでしょう。



子どもが成人しても、充実の親業は続きます。