胡麻は、毎日摂るように心がけています。




特に黒ごま ♪




 間もなくまた一つ歳を重ねますし、更年期症状の予防のためにも、女性ホルモン様の働きをする植物エストロゲンは必須!




有効的に摂り入れたいので、胡麻のリグナンはありがたいです(*^^*)







胡麻といえば…




毎年、夏になるとゴマサバをいただきます。





















『ゴマサバの胡麻味噌煮 』 です。




若い頃は、ゴマサバは真鯖には劣るわね…という意識をもっていたけれど、とんでもないこと ♪




夏にふさわしい味わいです(*^^*)




一般的に、鯖は 熱がこもった身体を調え、精神の安定もはかります。




気を補うので、疲れている心身にパワーを与えてくれます。




サッと熱湯をかけて生臭さを除いたら、たっぷりの新生姜の千切りを加えて煮ました。(酒・みりん・水。そして、少量の醤油を煮立たせたところに入れて弱火に。)




ほどよく仕上がる前に 味噌と黒練り胡麻、少量の白味噌と松の実も合わせて加えたら、煮立たせないように注意しながら、ゴマサバに煮汁を何度もかけてなじませます。




こんなもの 黒くて食欲が出ないと仰るなかれでございます ♪




黒いものは、昔から腎に良いとされているのです。




発育や成長、生殖、それに老化と関係が深いので、さばアレルギー…でなければ お薦めいたします(^-^)







そうそう ♡




今朝、おめでたいお知らせをいただきました !




つい最近まで、クラスにご参加くださっていた馴染みの生徒さんが、無事に御出産されたとのこと ♬




ひときわ大きなお腹になられた頃まで、指導させていただきました。




玉のような男の赤ちゃん♡  私も、ずーっと会いたかったのよぉ♡(≧∇≦)♡




お母さまとなられて、愛情をたっぷり注がれる毎日♡  きっと、今は授乳による寝不足気味にちがいありません。




そのようなお産後の弱った身体にも、さばは効果的なのです!




黒胡麻は、産後の母乳不足にも ♪




産後、津液不足によって起こる便秘に黒胡麻、それに 松の実も ♪(*^^*)







体力、気力ともに養ってくれる天然の食材を 暑さで疲労度が増す時にサッと調理できるよう、どんな場合に何を摂るのが相応しいのかを知ると、生活に活力をもたらします。







さてと!




いよいよ今週は節目の日を迎えるので、より健やかに過ごしてまいります(*^^*)❣️





















私は哺乳動物。




同じ哺乳動物のマッコウクジラの腸の長さは300m、ウシは51m、ヒツジは31m、ブタは22m、ライオン7m、ヒトも7m、トラは5mでネコは2m だそうです。




それぞれの消化器官長/体長比を考えると、動物によって長さも比も変わります。




ヒトは4.5。




草食動物であるウシは22〜29。ヒツジは27。




肉食動物のライオンは3.9。




実は、この数値からも分かるように ヒトは中間に位置しています。




草食動物は消化しにくい食物繊維を食べることにより、植物性の食品の消化吸収に ゆっくりじっくり時間をかけるため、進化の過程で長い腸ができあがったそうですが、穀物類主体の日本人は 肉類を多く食べる欧米人と比べて腸が長いという説があります。




そんなこともイメージすると、私は ガッツリとお肉を食べることから遠のいています。




動物性たんぱく質ばかり摂っていると、まず消化に時間がかかるうえに、腸内に長く停滞することで有害物質が発生しやすくなりますし(^^;;






お肉を食べると、たんぱく質を吸収するために消化酵素の力によってアミノ酸に分解されます。




アミノ酸の一部は少し大きめで吸収されるものもありますが、血液によって運ばれると、あらためてヒト用に組み替えられます。




この分解や代謝には、かなりのエネルギーが必要!




腸に届くと腸内環境を乱すリスクは高まり、血管を通じて毒性の強いアンモニアが肝臓に行くと、肝臓が頑張って毒性を弱めて尿素に変えます。




この血液中の尿素は、腎臓に行った後に尿として排泄されます。




けれども、この排泄がスムーズに行われないと、尿素は尿酸に変わります。




労力のかかった内臓が「あーしんど!」と言いそうです。




だからこそ、私は体力のある時を選んで 肉類を食べます。




とても疲れている時は、白身魚や釜揚げしらす…それに大豆製品。




赤身の魚は、その次です(^.^)








本日の投票に行く道中、久しぶりに中山寺の門前を通りました。



山門前にさしかかった時、赤く修復された立派な仁王像を見ながら 母が申します。
















「私、近ごろ牛肉を食べていないわ。貧血対策にも大事よね。」と。笑




そんな母の声を受け、今日はお昼に牛肉を摂ってもらいました(*^^*)




長時間かかる肉の消化のことを考えると、この時間は適切 ♪





















私も久しぶり! 牛肉は3ヶ月ぶりぐらいかしらん。




神戸牛のもも肉。 




脂肪分の極力少ない赤身部分です ♪




けれど、ここで大切なのは身体を酸性に傾けないこと。




冷蔵庫にあった野菜をふんだんに登場させました♪




消化酵素の助けになる 食物酵素 の力をもらいます。




また、ビタミンCをたくさん摂ることで、牛肉の鉄分吸収も促されます。(鉄分は、吸収されにくいミネラルなのです。)




解毒効果の高いニンニクもしっかり。




牛肉やニンニクで身体を温めすぎないように、みょうが(ごく少量の薄口醤油で味付け)で余分な熱を冷ましたり、ニンニク臭の消臭も期待します。




そして、pH9.5〜9.9とアルカリ性が高いお水。
























肉のたんぱく質によって血液が酸性に傾くと、それを中和してバランスをとろうと骨や歯からカルシウム分を溶かすようなことを阻止するためにも、アルカリ性の野菜などを意識的に多く摂ります。





お肉を食べているのか、野菜を食べているのかわからないほどの一品…




色々と考えてまで食べたくないわ〜と思う人も多いでしょうね。




どんな食べ方をしたとて、ご長寿さんはいらっしゃいますものね ♪




けれどもですねぇ…




この飽食の時代は 、すでに「考えて食べる時代」に入っているのです。




日本の医療費を削減するためにも、私個人レベルの微力ながら頑張ります(^o^)/


























「今夜は早く寝たほうがいい。」  




「そうかなぁ。」




「力が入ってないよ。」




「なぜだろう、やっぱり今日は特に忙しかったからかなぁ。」




「きっと、気疲れもあるだろう。」




「そっかぁ。それはある。」




「やる事を済ませたら、できるだけ早く休んで。」




「まだまだ、やる事いっぱいあるけど早く休むわ。」




こんな会話をしています。




身体と(≧∇≦)







先日ご紹介した 五木寛之先生の【玄冬の門】を読んでいると、ふむふむ♡先生もそうなのですね♡と思うと同時に、感服と尊敬の念がますます深まります!




〇〇しないように、どういうふうにするか…を様々な視点から意識され、趣味としての養生を楽しんでおられます。




日常的に体と会話されることもそうですが、一つ一つの動作が無意識にならないように 脳から「今から〇〇をするぞ。」と、しっかりと指令を出されるとのこと。




日本中の皆が、体とスムーズに会話できれば医療費の膨張だって抑えられるかもしれません。




思いやりと労いの心で体と会話できれば、本当に欲しているものがわかります。








今夜は、こんなものも一品加えました ♪




五臓を養う帆立貝柱も入れて…




















ツルムラサキと帆立のあっさり炒め ♫




ツルムラサキは、昔から民間療法で用いられてきた野菜だけあって、β-カロテンがとても豊富です!




脂溶性のビタミンEやビタミンKも多いので、しめじも一緒に 「こめ胚芽油」で炒めます。




ツルムラサキの茎の部分は、斜めに切っておくと硬さも気になりません。




茹でずに、火を加え過ぎずに使うことをおすすめします。




ラストに、あらかじめ酒と薄口醤油少々で下味をつけた帆立貝柱を炒め合わせる…このスピーディーさが大切です。




ビタミンCも含まれるので、炒めるのは短時間でどうぞ。




小さな一皿でも、充分な養生メニューになります ♪




身体が欲するものが、その日のお薬!




これからも会話し続けます(≧∇≦)






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